一生懸命働く主人を応援してたら…不倫された。夫婦カウンセラーから教えてもらった衝撃の対応方法は?

      2016/10/26

京都府宇治市のK.K.さん(32歳・福祉施設職員)の夫婦関係修復レポートです。

 

タクシー帰りの主人を応援していました

会社勤めの主人(34)長女(3)とお腹の中の子供の4人家族でした。

主人は仕事で忙しく、帰宅は終電またはタクシーで行うこともしばしばで、週末の出勤も常態化していました。

その流れで、帰宅できない日が段々と増えていっていても、私は気に留めませんでした。

仕事が忙しいのだろうと思っていたからです。

 

娘も「仕事をがんばるおとうさん」と、父親のことを誇りに思っていました。

 

主人の趣味ではない雑誌・お店のレシート?

主人はもともと大雑把なところがあり、

鞄の中は書類でいっぱい。

財布の中もレシートでいっぱいでした。

 

そのため、定期的に私が整理をしていました。
(本人も、整理されることは歓迎していました)

その時に、今までの本人の趣味とは異なる雑誌や、趣向の異なる店のレシートが多く発見されたので、

「何故こんな本を読むようになったの?
 何故こんな所に行くの?」

と尋ねたのがきっかけです。

 

慌てふためく主人の様子に不倫を確信

ただ何気なく尋ねただけでしたが、本人は取り乱し、落ち着きがなくなり、私をなだめようとしはじめました。

いつもと異なる狼狽ぶりに、私のほうがショックを受け、娘を連れて家から飛び出しました。

 

休日でしたが職場に行きました。
(たまたま職場はキリスト教の教会が設立した団体で、その施設の中にはお御堂があったからです)

隅の席に座って、柱の陰にかくれて泣きました。

娘には晴天の霹靂で、何のことだか分からなかったと思います。
びっくりして声も出ないようでした。

私も、頭がぼーっとしてぐったりし、体が動かなくなってしまいました。

 

夫婦カウンセラーに相談

そんなふうにお御堂にいたのですが、夕方になって寒くなり、娘も顔面蒼白になって泣き始めましたので、家に帰りました。

主人は、もういなくなっていました。

 

翌日も私は仕事でしたが、仕事は手につかず、職場の同僚や上司から叱責を受け

「具合が悪いのなら早退しなさい」

と言われました。

 

「このままじゃ社会的にも生きていけない。
 娘や赤ちゃんにまで悪影響がある!
 なんとかしないと…」

と思い、

インターネットで探して夫婦カウンセラーの方に相談しました。

 

辛辣だけど適切なアドバイス!

夫婦カウンセラーの方はとにかく辛辣でした。

 

「要するに、あなたが共依存体質なだけ。
 相手をあなたの思い通りに
 コントロールしようとしている。

 それで、コントロールできないからって、
 泣き叫んだりしてるわけでしょ?」

 

「『私が不幸なのは、あの人のせい』って、
 全部相手のせいにしているけれど、

 そんな人を選んだのは、あなた。

 今回の出来事は、ぜ~んぶ、
 あなたの選択によって起こった
 出来事なんだけど?」

 

「はっきり言って、
 今のあなた重たすぎ。

 離れたくなるのも分かる。

 あなた、
『ダーリンがいないと
 私って生きて行けないの~』

 ってオーラ満載なんだけど?

 うざすぎ~」

 

「一人でもハッピーに過ごせる
 自立した女になって、

 旦那を泳がしてるくらいじゃないと
 結婚生活なんか続くわけがない!」

 

「恋愛はもう終わり。

『結婚して子ども産んで、
 ダーリンとラブラブでハッピー』

 っていう恋愛時代の考え方は、
 もう通用しないの」

 

「ただ、淡々と生活していけばいい。
 旦那さんは、毎月お金は家に
 入れてくれているわけでしょう?

 生活者としての義務を果たしてるじゃん。

 それでいいんじゃないの?
 それ以上は、相手に求め過ぎ。

 まずはあんたが精神的に自立しろ!」

というような内容でした。

 

随分酷いこと言われてるなー

と思いながらも、根っこのところで納得感がありました。

「確かにそうかも」

と感じたのです。

 

共依存をやめたら
主人が戻ってきました!

それからは、寂しくても、主人のことは脇におく練習を始めました。

「まずは自分の目の前のことだけしよう」

と。

 

そうしていると、

「主人って、すごい人なのかもしれない」

と自然に思えるようになってきました。

 

「毎月、お金を稼いできてくれている。
 それって、すごいことなんじゃない?」と。

 

私は、とてもじゃないけど、そこまで稼げません。

 

「家の中にいるときは、大事にしてあげよう。
 家の外にいるときは、たとえ何していようと、
 縛るのはやめよう」

そんな気持ちになってきました。

 

私がそう思うようになると
なぜか主人が家に帰ってくるようになり、

出産も、家族で迎えることができました。

 

 

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