魔が差して不倫した夫を理解し乗り越えて復縁するまで

      2016/09/22

札幌市厚別区のひろみさん(専業主婦, 27(当時))が旦那さんの不倫を乗り越えた実体験です。

 

かわいい息子と
平凡だけど幸せな家庭

スポーツショップの店員として働いていた夫(当時30歳)と息子(当時1歳2ヶ月)と3人家族でした。

私は結婚を機にフルタイムの仕事からパートになり、かわいい息子にも恵まれ幸せでした。

 

夫はサービス業なので仕事が不規則でしたが、まあまあお給料も良かったので割と自由にさせていました。

特に問題は無い家族だったと思います。

 

たまたま職場に立ち寄った時の
夫の様子に不倫を疑う

夫はショッピングセンターで働いており、買い物ついでにお店に立ち寄ろうと思った日のことです。

 

休憩中らしい夫と、同い年くらいの女性が歩いてバックヤードに入っていくのを見てしまいました。

その雰囲気から何だかただの同僚とは思えず、同じ建物でバイトをしている友人に探ってもらい発覚しました。

 

夫の全ての行動が
信じられなくなり

まず「こんなにかわいい息子がいるのに、なぜ他のことが考えられるの!?」ということに怒りを覚えました。

毎日どんどん成長していく我が子の様子を、私は写メを撮ったりして毎晩報告していました。

一緒にそんな喜びを共有したかったのです。

しかし夫は、仕事場で他の女と笑いあっている・・・

そんな事実に、悲しみより怒りでいっぱいになりました。

 

その次に、もしかして今までも嘘をつかれていたかもと思いました。

シフト制の仕事で管理職なので、急な出勤やクレーム対応などで出かけることもありました。

「もしかしてそれは仕事ではなく、浮気だったのでは?」

と全ての行動を疑ってしまいました。

 

ネガティブな考えしかできない!
じっと機会をうかがう日々

浮気を知ってからは悪いことばかり考えていました。

「離婚になったらどうやって生きていこう?」
「この子はどうなるの?」

などということが頭をぐるぐる回りました。

 

しかし、自分の気持ちが決まるまでは、何くわぬ顔でいつもと同じように生活をしました。

こっそり自分の貯金通帳を隠したり、ネットで浮気の事例を読んでいろいろ調べたりはしました。

夫は私が知っているなんて、全く気が付いていないようでした。

その顔を見ながら、今後どうしていくかをじっくり考えていました。

 

友人のアドバイスに救われた

関係を修復しようと思ったのは、浮気を知らせてくれた友人と話をしているときでした。

彼女は独身でいくつも仕事を掛け持ちし、夢に向かって努力している子でした。

 

そんな彼女から、

「夫は女性に言い寄られて浮気したが、自分から別れを告げたようだ」

と聞いたのです。

 

また彼女から、

「浮気はいけないことだけど、あなたも専業主婦で視野が狭くなってはいけないよ。会社ではいろんなことが起きて、いろんな人がいる。刺激もいっぱいある。その中で、気の迷いで浮気したけど自分の判断で断ち切ったことは偉いと思うよ」

と言われたことです。

 

浮気自体を許すつもりはありませんでしたが、確かにそうだと思いました。

家に閉じこもって息子としか話していない自分の生活のために、夫は戦場で働いているのだなと妙な気持になりました。

 

家族のためにも自分のためにも
仕事復帰を決意

私は仕事に復帰することにしました。

独身時代は看護職についていたため、パートでも仕事はありました。

また幸い保育所がすぐ見つかり、息子も機嫌よく通ってくれています。

 

何より、家の中のことだけではなく社会で何かをしている自分を取り戻し、夫とも今まで以上にいろいろな話ができるようになりました。

専業主婦だった頃は、毎日の食事と息子のことばかりでしたから・・・。

 

夫のしたことは忘れることはないでしょう。

しかし責めるだけではなく自分自身の人生も考えていこうと思った出来事でした。

 

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