夫の不倫で絶望に落とされた私。復縁するためには女性側の覚悟が試されている!
2016/09/18
神奈川県横浜市の杏さん(48歳・専業主婦)の復縁体験談です。
ごく平凡な、家族仲のよい家庭
当時、夫は43歳の会社員、私は40歳。
10歳の長男と7歳の長女の4人家族でした。
私たちは、普通に仲の良い家族でした。
夫は子煩悩で週末には近場に旅行に行ったり夏休みにはキャンプをしたりと、一緒に家族で過ごす時間も多かったです。
ご近所から見たら家族仲の良い、ごくありふれた普通の家族という感じだったと思います。
週末にゴルフに通うようになった夫
今までは、週末も一緒に過ごすことが多かった夫でしたが、ある時から急に週末にゴルフの付き合いが頻繁に入るようになりました。
もともとゴルフはそれほど好きではなかった筈だったのに、急にゴルフにハマりだしたので、「あれ?」と思っていました。
そして、こっそり夫の携帯をチェックしたら…
浮気相手とのチャット履歴が残っていたのです。
常にイライラするようになった私
週末にゴルフという嘘をついて自宅で過ごすことが激減した時には、夫婦仲もすっかり冷めた状態でした。
もちろんセックスレスでしたし、お互いにまともな会話をすることもない状態でしたから、浮気に気づいた時には、”やっぱり”としか思いませんでした。
しかし次第に浮気をされているという事実に関して、込み上げるような怒りが沸いてきて、常にイライラしている自分がいることに気づきました。
あれだけ仲よかった夫婦がなんでこんなことになってしまったのだろうという情けなさや後悔といった思いが強かったです。
私は事実を受け入れたくなかったのです
浮気に気づいた後もしばらくは、夫には私が気づいているということを切り出せませんでした。
自分自信が夫の浮気についてまだしっかりと理解できないというか、事実を認めたくないという気持ちが強かった為だと思います。
しかしそんな状況をいつまでも続けているのも苦しかったので、スマホチェックで浮気発覚から2ヶ月目のときに、子供が寝静まった後に夫に、
「浮気をしてるでしょ?」
と一言だけ言葉を投げかけました。
その一言で、夫は一瞬ぎくっとした顔をしましたが、素直に「すまん」と、すぐに事実を認めたのです。
妻側が「いかに気持ちを
切替られるか?」に
全てかかっている
夫の浮気を指摘してからも、深い話し合いは特にしませんでした。
責めてもどうなることでもありませんでしたし私自身が、なぜか妙に冷静でした。
夫自身も浮気に関しては悪かったという事を言葉で伝えてきていたので、これ以上、浮気事実を追求する必要もないと思ったのです。
とにかくここは、まず私が大人にならなければと思いとにかく冷静さを保っていたのだと思います。
しかし一方では
「夫と今更やりなおすことが出来るのか?」
「一旦裏切られたのに以前のような良い関係を築けるのか?」
に関しては本当に先が見えないトンネルに入ったような気持ちでした。
裏切った夫を許すことというのがこれほど大変なのだということは、浮気をされた当事者でなければ決してわからないことだと実感しました。
とにかく浮気に関しては女性サイドが心をいかに切り替えるかにかかっていると思いました。
夫も夫なりに努力をしているようで、やがて会話が少しずつ戻ってきて、夫婦だけで夕食を食べに行ったりという時間を少しずつ取り戻すようにしたところ、浮気発覚から8年間のうちに夫婦のわだかまりが、本当に少しずつ溶けてきたように感じています。
やっと夫婦関係を修復できました
夫婦関係は、それなりに修復され以前と同じような家族に戻っていると思います。
子供達も大学生や高校生になり、以前のように家族で行動することもほとんど無くなっていますが、夫と子供達の関係は決して悪くはなく、良いお父さんをやってくれています。
週末は夫婦で音楽会に出かけたり、海へドライブへ行ったりという時間を取り戻すことができました。
これから先、この状態がずっと続いてくれることを願っています。