夫婦関係修復の秘訣は「不満のぶつけ方」を覚えたこと

      2016/09/18

岡山県倉敷市のお住まいのくみこさん(29歳・専業主婦)の夫婦関係修復のご経験をシェアして頂きました。

 

育児に協力的でない夫を
怒鳴り続ける日々

31歳会社員の夫と5歳の長男、4ヶ月の長女で暮らしていました。

 

2人目が産まれたばかりで私自身、育児でいっぱいいっぱいになり、夫の存在を無視していました。

育児に協力的ではない夫の態度に苛立ちを感じ、仕事から帰宅しても怒鳴りつける日々が続いていました。

唯一、長男はパパっ子だったので夫の存在を大切にしていましたが、正直、私にとってはいなくても良い存在になっていました。

 

そして家を留守がちになった夫。
外で浮気しているらしい

夫は毎日のようにパチンコに行くようになり、休日は友人とゴルフに行くので殆ど家にいない状態が続きました。

そんな時、私と夫の共通の友人に夫が浮気をしている事実を教えてもらいました。

どうやら、同窓会で再開した元彼女と付き合うようになったようです。

友人から教わらなければ、気がつかなかったかもしれません。

 

夫の浮気に殺意

夫が浮気をしていると知って殺意が湧く程に腹が立ちました。

私一人で育児をし、長男に寂しい思いをさせないよう、休みの日にはお出かけも欠かせないよう頑張っていたのに、夫は気ままに浮気相手と遊んでいることに怒りが治まりません。

子供2人のことを考えると夫の行動は情けないですし、許せれる行為ではないと思い、当時は本気で恨む気持ちが高まっていました。

女性としてのプライドというより、母親としての考え方により、夫の浮気は許せないと感じました。

 

お互いに不満をぶつける日々
泣いて止めにきた息子

離婚という文字が頭を過り、夫に怒りをぶつけました。

夫も浮気していることをアッサリと認め、私に対し、不満をぶつけてきました。

そんな夫の態度に更に怒りの感情が高まり、今までの抱えてきた不満を全て夫にぶつけ、一日中喧嘩をしていました。

その日から毎日のように喧嘩をし、その度に離婚の話が持ち出されるようになりました。

お互いに愛情が薄くなっていることを確認し、離婚を決意しようとしたのですが、息子が泣きながら離婚に反対してきました。

当時、5歳だった息子の心に私達の行為で傷を残してしまったことを申し訳なく思います。

 

冷め切った愛情を取り戻す。
子供たちのために

夫との仲を修復する際に一番苦労したことはお互いに冷めた愛情を取り戻すことでした。

私は夫との関係を続けるのは子供の為、と割り切っていましたが、これから先、ずっと一緒に生きていくのなら仲良しでいたいと思えるようになり、夫との時間を作るように心がけました。

初めは夫と居る時間がストレスになり、心が折れそうになりましたが、子供の成長と共に夫も変わっていきました。

夫の趣味であるゴルフに私や息子も便乗し、家族で打ちっぱなしに行くことが増えてから夫婦仲が改善されるようになりました。

浮気をされたことは許すまで時間がかかりましたが、子供の事を優先すると私が我慢するしかないですね。

全てのことに目を瞑るわけではありませんが、息子の感情を一番に考え、冷静に行動するよう心がけました。

夫との愛情を取り戻すことは大変でしたが、頑張ることで以前の夫に戻ってくれることに喜びも感じるようになりました。

 

正しい喧嘩の仕方がわかってきました

浮気事件から2年が経ちましたが、現在はお互いに何でも話し合える夫婦仲に戻りました。

お互いに不満をぶつけあい、その後、お互いの趣味に乗っかり、同じ時間を楽しむことを続けた結果、新婚当初よりも会話が増えました。

浮気をしたことはもう忘れようと思っています。

いつまでも憎しみの感情を抱いていると幸せも逃げてしまいますよね。

相変わらず、息子はパパが大好きで最近では娘も夫の後を追いかけるばかりしています。

夫婦仲が良くないと見られない光景ばかりなので、頑張って修復して良かったと思います。

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