旦那の不倫を乗り越えて家庭を修復。私のとった行動とは?
2016/09/16
沖縄県在住のマヨさん(33歳・パート)の夫婦関係修復の体験です。
休日はいつも家族4人で過ごす
近所でも評判の家庭でした
夫は34歳のSE。長女(5歳)・長男(2歳)の4人家族でした。
旦那は仕事が忙しいため、夜遅くに帰宅することも多く子供たちは寝ていることが多い日々でした。休日も少なく家にいる時間はとても少なかったと思います。
とはいえ、家族仲は良い方で、誕生日などがあればホームパーティーを派手にしていました。
特別な日の家族サービス、プレゼントは欠かさない自慢の旦那でした。
女の勘ってすごい!
旦那のスマホを開いたら…
旦那の浮気に気付いたのは女の勘です。
帰宅後の様子になんとなく違和感を感じたのがキッカケでした。
仕事で遅くなったという割には表情に疲れが見えないことが増え、少し疑惑を持ち始めました。
もともとお互いのスマホのパスワードも知っているため、旦那が風呂に入っている時に中を見たのが決定打となりました。
(旦那は私がスマホを見るなんて夢にも思わなかったそう)
怒りも悲しみも通り越して…
復讐を狙う日々。
最初に思ったのは「やっぱりか……」でした。
それほど、自分の疑う心になぜか自信があったのです。
どちらかというと旦那より私の方が相手を好きな傾向にあったので、浮気されたということを実感し始めた時には怒りや悲しみを通り越して途方に暮れてしまいました。
旦那が風呂から上がった時、意外にも自然と旦那と会話を交わし、その後も表面上は特に変わらず過ごすことができました。
子供達に気づかせてはいけない、という思いが強かったと思います。
女とは強いものだとしみじみ感じた瞬間でした。
その後、時間が経つにつれてふつふつと怒りの感情がこみ上げてきて、どう復讐しようかと考えることで気持ちを落ち着かせていたような感じだった。
どうやって復讐してやろうか?
しばらくは極力いつも通りに過ごしました。
「仕事で遅くなる」と連絡が来る日には、毎回ものすごい猜疑心と嫌悪感に襲われましたが、夫にそれなりの報復を与えたいと思っていた私は、じっと耐えました。
こんな時にパートと子育てはよい気分転換になり、私の暗いもやもやとした気持ちを少しの間でも晴れさせてくれました。
そして、スマホの中で繰り広げられる夢のような話をこまめにチェックしながら、旦那と相手の女が会う日・場所・時間を突き止め、その逢瀬の場に行くことにしたのです。
あるおしゃれなバーで会うことを提案した相手の女。
待ち合わせ時間の30分前くらいからその店に潜入し、二人を待っていました。
予定通り、二人が入ってきて仲よさげに話したりボディタッチを繰り広げているところをこっそりと撮影。
証拠を手に入れたところで、二人に話しかけました。
驚き少しのキレ気味の旦那に、ひたすら謝る女。
そのうち、旦那も目が覚めたかのように謝り始め、二人の浮気関係は終わりました。
子供のために…我慢してたら
段々と旦那への不信感が消えました
その後は、完全なる立場の逆転が待っていました。
もともと亭主関白気味だった旦那はすっかり小さくなり、私の機嫌や少しの気分の変化にも敏感に反応するようになっていきました。
元来女王様気質なところがあった私は、なかなかによい気分を味わうことができ、少しだけ満足していました。
とはいえ、旦那への嫌悪感はなかなか拭えるものではなく、こんな気持ちを引きずるくらいならいっそ離婚してしまおうかと何度も考えましたた。
でも、子供のことを考えるとどうしても決意できなかったのです。
家族の誕生日にはいつも通りにホームパーティーを行ったが、こんな幸せな時間があるにも関わらず、他の女との時間をも欲した旦那をやはり完全に許すことはできませんでした。
それから数年が経ち、旦那はそうとう反省したようで、あれ以来女の影がちらつくことはなくなりました。
それ以上に、家族に対する思いやり、サービス、プレゼントの質は上がり、家族のことを全力で考えているということを態度と行動でよく示してくれるようになりました。
関係修復の際に一番苦労した「旦那への不信感」の塊は、年月が経つとともにだんだんと薄れていった。
前以上に仲良くなり、
当時の旦那の気持ちも理解しました
今は子供もそれなりに大きくなり、再び旦那との時間が増え始めています。
今では、
「あの頃は旦那も少し遊びたかったのかな」
「もしかしたら家庭に何か不満があったのかもしれないな」
と少し大きな心で旦那の過ちを受け入れられるようになっている自分がいます。
あのことがあったからこそ、深みのある関係になれたような気もしています。
何より、旦那の誠実さが戻ってきたことに、とてもホッとしています。