妊活ストレスで夫が浮気。そこから夫婦関係修復までの道のり
2016/09/09
岡山県倉敷市にお住まいのなみこさん(31歳・専業主婦)が旦那さんの浮気発見から夫婦関係を修復した体験談です。
妊活でストレスを抱えた私。
夫との関係がギクシャクしだして…
5歳年上の夫は車の整備士の仕事をしています。
家族は私と夫だけなのですが、私達、夫婦の様子は少しギクシャクしていたと思います。
なぜなら、妊活で神経質になってしまった私は生理が来る度にイライラし、夫を責めることもありました。
夫婦の営みという愛情表現さえも義務的な処理になってしまったことから2人の溝は深まってしまいました。
私が寝てから
コソコソPCを操作する夫
夫の浮気に気付いたきっかけはパソコン内で行われているメール文章からです。
私が就寝後、夫はパソコンとにらめっこしている日々が一カ月程続きました。
ケータイはチェックされやすいと思っていたのでしょう。
コソコソとパソコン画面を見ながらキーボードを叩く姿を見て、浮気に勘付きました。
どうしてくる?裏切られた私の気持ち!
絶対に復讐してやる!
浮気に気付いた時、私は夫に対して憎悪を感じました。
妊活で精神的に追い込まれていた私にとって浮気は許しがたいものでした。
必死に主婦として女として頑張っている私にとって浮気されることは存在全てを否定された気分になり、心底落ち込みました。
更に、夫に対し恨みの感情も芽生えたので、
「どうやって追い込んでやろうか??」
など負の感情で溢れていたと思います。
浮気する側が全て悪いと思っていたので、離婚するにしても報いを味わってもらおうと思い、考え方が悪魔のようになっていきました。
攻め続けられた夫が
2週間家に帰らなくなった!?
夫に浮気を認めさせようと毎日のように、問い詰めました。
実際、パソコン画面のメールボックスには女性とのラブメールが残っていて、消去されても証拠が残るようにケータイで写真も撮っていました。
毎日、「浮気を認めたら?」
と言い続けたので、夫は私に嫌気がさしたのでしょう。
私に対し、しんみりと謝った後、
2週間帰宅することはなく音信不通になりました。
浮気した方が確実に悪いのですが、
追い詰めた私も悪かったのだろうか…
と悲しい感情に襲われました。
2週間 夫と連絡がとれない間、
色々なことを考えました。
夫と離れている期間に、
自分自身のことや夫に対する愛情のことなど、
今までのことを見返すことが出来ました。
夫婦関係修復の一番のハードル
「自分の気持ちの整理」
夫と離れた期間に色々考えた結果、関係を修復し、元の仲の良い夫婦に戻ろうと決意しました。
関係の修復で一番苦労したことは私の気持ちの葛藤と戦いながら夫に接することです。
修復しようと行動で表すことは簡単なことですが、心がついていかないと意味がありませんよね。
「夫は私を裏切っていた」
「また、浮気されるのではないか」
など負の感情が心の隅に残りつつ、
夫に好かれる妻として行動するので身体と心のバランスがとれず、ストレスが溜まっていきました。
それでも、新婚当初のことなどを思い出し、おしどり夫婦に戻りたいと強く思い込むことで徐々に負の感情はなくなっていきました。
修復の行動として、夫の前では常に笑顔、夫が癒されるような居場所作りなど夫の事を一番に考えました。
妊活は休憩して夫婦の時間を大切にしました。
浮気された事実は許せませんが、夫を好きという感情をもっと重視しようと考えました。
こんな単純なことにやっと気付けた。
与えた愛情は自分に返ってくる!!
夫の事を一番に考えて行動する修復方法を行った結果、夫は仕事が終わると真っすぐ帰宅し、夫婦の時間を大切にしてくれるようになりました。
また、浮気を疑われたくないと感じたのか、自らケータイ、パソコンを見せてくるようになりました。
そこまでしなくても…と複雑な私ですが、以前よりも積極的に妊活に協力してくれるので嬉しく思います。
私自身、夫が笑顔でいることで癒されるようにもなったので、
ある意味、浮気されて良かったかもしれないと考えられるようにまでなりました。