家に居場所がなくなった夫が浮気。夫婦関係修復のための地道な努力。
岡山県倉敷市にお住まいのみさこさん(45歳・専業主婦)の夫婦関係修復の実体験です。
夫婦仲も冷め切り
娘からも疎まれる夫
公務員の夫(48歳)と思春期の娘(16歳)との3人家族でした。
夫との関係は淡泊で普段から会話することは少なかったです。
お互いに歳を重ねていたので子供中心の夫婦関係でした。
何より、娘は年頃だったので夫に対して冷たい態度をとるようになっていたので夫は孤立した状態になっていました。
家族全員で会話をすることは殆どなかったと思います。。
明らかに怪しい夫の態度に
浮気を確信!
夫の浮気に気がついたのは、帰宅時間が深夜を回ることが増え、旅行に行く機会が増えたことからです。
また、夫のワイシャツを洗濯しようとすると必ず、女性の香水の匂いがついているので怪しいと感じました。
今まで夫に対し、関心がなく、行動を見張ることなどありませんでしたが、行動をチェックするとケータイは隠れて触ったりなど怪しいことばかりで驚きました。
浮気につかうお金があるなら
私によこせ!
夫の浮気に気付いても、あまり衝撃を受けませんでした。
以前から夫婦仲は冷めきっていたので、「あ、やっぱりな…」くらいで悲しい、悔しいなど感情的にはならず、今後をどうするかを冷静に考えれる程でした。
それよりも金銭的な面で怒りを感じました。
夫が家計を管理していて、私のお小遣いは結婚当初から変わらないのですが、浮気相手に出費していることが悔しかったです。
浮気相手に出すお金があるのなら、私にも払って欲しいと強く感じました。
恋愛感情は無関心なのに、金銭面では感情が大きく揺さぶられる私は貪欲だなと思い、笑えました。
離婚しようと思ったら、
夫が反対!?
夫の浮気ですぐに「離婚」という文字が頭に浮かびました。
以前から、夫婦としての関係は既に終わっていたので第二の人生を考えることもありました。
娘ももうすぐ、高校を卒業することもあり、お互いに違う人生を歩む為に、慰謝料のことなど離婚後の生活を調べるようになりました。
夫に浮気を問い詰めることはしませんでしたが、証拠を掴みたかったので、頻繁にケータイをチェックするようにしました。
また、娘に対しても自立するように言い聞かせ、私は一人で生きる道に向かう準備をするようになりました。
夫の居場所を家につくる
夫に離婚をしたいと言ったのですが、承諾されることはなく、夫からは謝られ続けました。
離婚を決意していた分、拍子抜けでしたが謝る夫の姿があまりにも可哀想で私も夫に対する態度などを反省しました。
関係を修復させることにしましたが、長期戦でした。
一番苦労したポイントは今まで冷めきっていた空気を改善することでした。
浮気発覚後、夫と話し合うことが増え、夫から「寂しい」という言葉を何度も聞きました。
そんな夫の心を埋める為には私の態度は勿論、娘にも協力して貰わなければいけません。
家族の会話や時間を増やす為に夕食は家族で食べるという些細なことから、一カ月に1回は家族旅行に行くという大きなことまで、3人で協力し合いながら関係を深めました。
即効性はないので時間がかかることを予め、理解し、心にゆとりを持って行動しました。
一番変わったのが娘の態度!
一番、変わったことは夫に対する娘の態度です。
娘は私の態度を見て、夫に冷たくしていたようです。
私が夫に対して、無関心な態度ばかりしていたので、影響されてしまっていたようです。
私との信頼関係が強かった分、夫に冷たくしてしまっていたのでしょう。
仲良くする私達を見て、娘も笑顔が増えました。
家族3人で会話を楽しむ時間も増え、努力して良かったと思います。
浮気をした罪悪感からか、私のお小遣いもアップしたので嬉しい限りです。