夫の不倫でパニックになった私。最悪の私を支えてくれた夫と関係修復しました

      2016/09/30

宮城県名取市のT.O.さん43歳・主婦が旦那さんの不倫を乗り越えて夫婦関係修復した体験です。

 

夢の一戸建てを手に入れて
出産間近の幸せな家庭

会社員の夫30歳、 妻35歳(私)と 4歳の娘、8ヶ月の息子の4人家族でした。

一戸建て住宅を購入して数年たったばかりで、ご近所にも似たような家族構成のご家族も多く、家族でのお付き合いや子育てを一緒に楽しんだりと夫婦も特に問題がある感じではありませんでした。

今思えばですが、間もなく出産の時期でしたので自分はそちらの方に気を取られていたかもしれません。

 

女性との甘いやり取りの
メールを発見!

明らかに夫の帰りが遅い日が増えました。

夫が皿を洗ってくれていた時に、リビングに有った夫の携帯が鳴ったので何気なく「鳴ったよ」と声がけながら携帯に手を伸ばしたら血相を変えて「携帯をかせ!」と取り返されました。

 

それから数日後、寝ている夫の携帯が着信メール有りになっていたため、中を見てしまったところ、明らかに女性との甘いやり取りのメールを発見してしまいました。         

 

裏切られた悲しさと怒りで
パニックになった私

目の前が真っ暗になり、血の気が引くのがわかりました。

裏切られた悲しさと怒りと、これからどうしたら良いのか頭の中が正直真っ白になりました。

生まれたばかりの子供の顔が浮かび、

「離婚するのか?!」
「これから自分はどうしたら良いのか?」

先の事、今目先のやらなくてはいけない事は何なのか?本当にパニック状態でした。

 

しばらくして、

「なぜこんな事になったのか?」
「自分の何がいけなかったのか?」

を少し冷静に考えました。

 

「夫の気持ちはもう自分には無いのか?」
そんな思いがグルグル頭の中をめぐって、夫にぶちまけたら良いのか、知らないふりをするべきなのかなど本当にどうしたら良いか、わからない時間が数時間過ぎていきました。      

 

明け方まで悩んで…
私のした決断!

数時間悩んだ後、明け方まで待って静かに夫を起こしました。

 

メールを見た事、相手は誰なのかを問い

「夫自身はどうしたいのか?」
「別れて相手の女性と一緒になりたいのか?」

など事細かく夫から話を聞きました。

 

幸い、質問に答えてくれ、

「相手とはそこまでの関係じゃない。
 やり直したい」

との事だったので、

相手の女性に電話を掛けさせて、
まず自分が名乗り
「どういう事かわかりますよね?」
と静かに話をしました。

 

もしこのまま続けるならば
自分も子供達を守るため、

出るところへ出なくてはならないと静かに話しました。

 

待っていたのは…持て余すほどの
自分の気持ちとの戦いの日々

その後は、

「裏切られたと言う自分の気持ちを
 どう押さえるかの闘い

でした。

私はその気持ちを押さえる事が出来ずに、とにかく夫へぶつける事をやめられませんでした。

 

あんまり責めてしまうと
「気持ちが離れるのではないか?」
という不安は常にありましたが、

二人の子供を抱え
平常心を保つことが出来ずに、

ある時は殴りかかったり
噛みついたりすることも
ありました。

 

夫はそんな状態にも
ひたすら耐えてくれました。

泣きながら
「どうしてこんなに苦しいの!?
 なんでこんな事をしたの!?」
と気持ちをぶつけることで
なんとか生きていた感じでした。

 

そんな日がしばらく続き、

「それでもやり直したい。
 すまなかった」

とひたすら謝り耐える夫を見て、

このままではいけないと思い、

「自分もきちんと夫を見ていなかったこと」
「子供優先でないがしろにしていたこと」

など反省し素直に気持ちを話しました。

 

そこから少しずつ、落ち着いて夫婦としてもう一度やっていこうと二人で誓うことが出来ました。   

 

夫婦で頑張り続けることで
幸せを取り戻せる!

今は普通に仲良く家族を続けておりますが、帰り遅かったりすると辛かったあの日々を思い出してしまい、

ついつい夫に冗談半分で
「どこに言ってたの!
 また何かしてるんじゃないの!」
などと言ったりしてしまう事が有ります。

 

常に
「もしかしたら?また?」
と言う不安はぬぐえません。

ですが、このことがあってから
「夫をくやしいけれど愛してるんだ」
と思い知りました。

そう思えた事で
「2度とあんな事がないように
 夫の事を大切にしなくてはならない」
と思う自分がいます。

 

夫もまた、私に対して
「2度とあんな事はしない。
 本当にごめん」
と事あるごとに話してくれています。

正直100%信じる事は出来ませんが
家族の幸せの為に夫婦で頑張って行けたらと思います。

 

 - 夫婦関係の修復方法