主人の不倫に気付きたくなかった。目を瞑ろうとすら思った私が、主人を取り戻して幸せになるまで

      2016/10/21

鹿児島県鹿児島市のさくらさん(主婦37歳)の夫婦関係修復体験記です。

 

子供が生まれてから主人も更に優しくなり
幸せを噛み締めていました

主人の不倫が発覚したのは、ちょうど3年前。

当時は会社員の主人が38歳、私が34歳、1歳の長女を育てていました。

 

子供も産まれて
大変な事も増えましたが、
同時に笑いも増え、

この後修羅場になるなんて想像する事も出来ないほど、これから本当に幸せな家庭を築いていくという雰囲気で、子供が産まれてから主人もさらに優しくなり幸せをかみしめていました。

 

携帯を絶えず持ち歩くようになった主人に
違和感を感じて

以前は携帯にそこまで依存する事もなく、仕事から帰宅すると携帯をポケットから出し、いつでも私の目に触れる場所に置いていましたが、ふと気づいた頃から肌身離さず持ち歩くようになりました。

それで、完全にマズイ事をやってるなと確信しました。

最終的には、主人に問い出すと会社の女性事務員と浮気している事を白状しました。

 

気のせいかもしれない。
気のせいだと思いたい。

最初は、主人のあまりにも不自然で怪しい行動に「何かやらかしている」と確信があった反面、私がそれを問いただす事によって、幸せを感じていたこの状況の何かが少なからず崩れそうな気がして、いっそのこと見て見ぬ振りをしようかとも考えました。

偽りの幸せを続けた方がいいのか、それは私の我慢次第だとすごく迷いと葛藤がありました。

 

でも、元々自分で確かめないと何事も信じない性格だった私は、まだ何も見たり聞いたりしていないんだから、「もしかしたら気のせいかもしれない」と思うようにしました。

 

ついに主人に切り出しました!

当分は気のせいだと思いたくて、問いただしたりする事も証拠集めもする事もなく、本当に主人がやましいような何かをしてるのなら、いつかは何かしらの証拠が出てくるだろうと様子を見る事にしました。

 

数ヶ月たち、優しかった主人がだんだん素っ気ない態度になったり、私に対して些細な事にもいら立ちを感じるようになってきました。

やっぱりあの時に感じた事は間違いではなかったのだと、主人に対して数ヶ月私が思っていた事、怪しい行動の事を指摘しました。

 

残酷なことに結局、
結論は私次第だった。

子供がいますので、感情的に「即離婚」ということは考えませんでした。

かといって、すぐにはこれまでと同じようにともいかず、当分は主人にどう接したらいいのかさえもわかりませんでした。

 

しかし、子供がいるとどうしても主人の手を借りなければいけない時もあり、このまま不仲な関係を続けていては家庭が成り立たないと、相当思い悩みました。

考えても考えても、私次第で全てが左右されるという結論しか出ず、なるべく余計な事は考えず、「過去の事だ」と思い出さないようにするのは簡単にはいきませんでしたが、努力をしました。

 

私が徐々に以前のように接していくと、主人も罪悪感を持ちながらも以前の優しい主人に戻っているなぁと感じました。

 

離婚を選ばなくてよかった!

あれから時間はかかりましたが、今では離婚を考えるほどの出来事があったなんて考えられないような穏やかな家庭になっています。

私の場合は小さい子供がいるので、あちこち遊びに連れていったりと、主人が浮気する前に思い描いていた理想に近づいていると思います。

 

結果的には離婚を選ばなくて良かったです。

 

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