【夫婦関係修復のコツ】旦那と家庭を取り戻すために私がしたこと
2016/09/18
東京都港区にお住まいのハビコさん(39歳・コールセンタースタッフ)の夫婦関係の修復体験です。
出産後も、恋人のように
仲が良かった私たち夫婦
旦那は不動産会社に務める35歳。12歳の長男と10歳の次男との4人家族でした。
私たちは(時々)子供たちを親に預けて夫婦で旅行に行ったりもしていました。
旦那の出張ついでに旅行を楽しむという感じで、久々に子供たちを預けて、旦那の神戸出張について行くことに。
子供たちは反抗期を迎えていて、親はウザいと感じている時期でした。
旦那のスマホに女からのLINE
仕事を終えた旦那と、出張先の神戸を満喫して、これから帰宅するという時でした。
彼のケータイの画面にLINEで知らない女性からのメッセージが届きました。
画面にメッセージが表示されていて、疑ってもおかしくないやり取りじゃないかと判断して、寝ている彼を起こさず、ケータイの中身を見てしまいました。
「どうしよう?」
震えが止まらなくなりました
まさか自分の旦那が浮気をするなんて、というのが正直な気持ちでした。
ケータイを持っている手は震えが止まらず、悲しさのあまり怒りがこみ上げてきました。
よく、喧嘩をするときに彼が言う言葉があります。
「キミの立場になって考えてみる」
それは感情的ではなく、自分の事を客観的に見て、私が嫌な気持ちにならないか、そうさせた俺が悪いんじゃないか、いつも私の立場に立って向き合おうとしてくれる。そんな人が浮気をするなんて!
裏切られた気持ちでいっぱいになりました。
しかし、一緒になろうと決めたなら、ちゃんと覚悟を決めてもらいたい。
幸せにすると誓ったならちゃんとして!
今後浮気をしないという約束と覚悟を持ってもらって、お互い傷つけない努力をして、お互いを大切に想う気持ちを持って、毎日を過ごしたい、過ごしてもらいたいと考えました。
理想の家族になるための努力
私の旦那に対する誠実さと、一緒にいると決めた覚悟はきちんと旦那に伝えました。
子供達も傷つけたくない。彼らに信頼される、尊敬されるような父親、ひとりの人間として認められるような存在でいてほしいことも伝えました。
一緒にいるからには、毎日一緒に笑い合っていきたい。
いつもと変わらず思いやりを持って過ごしました。
2人の時間も大切にしたいので、2人で食事に行ったり、家族でどこかに出かけたり。以前より少しは2人の時間も増えたと思います。
まるで何事もなかったかのように過ごしました。
逆にその浮気事件があってから、旦那がベッタリしてきた気もします。
息子たちに構いすぎで、旦那に構えないとイジケてしまう傾向もあるので、バランスを取ることが大事なのかと思いました。
とにかく毎日を積み重ねるしかない
「お前にオレの気持ちはわからないよ」と逆ギレされました。
もちろん、最初は私もあなたの気持ちなんてちっともわからないわよ。と思いました。
でも、私の気持ちもわかってよ。とも思いました。
自分の気持ちをわかってもらうこと、今後どうやったら以前のように楽しく過ごせるようになるのか、旦那に理解してもらうことが一番苦労しました。
私も傷つきましたし、取り返しのつかないことかもしれません。
本当に現実起きたことをナシにするなんて、不可能です。
ショックでしたが、いつまで泣いていても時間だけが過ぎていくので、くよくよするのも、お互いを傷つけ合うのも時間の無駄だから止めようと旦那に話しました。
「お互い好きで一緒になったのだから、縁があって一緒になったのだから、一緒に笑い合ったり、普通に喧嘩したり、当たり前に幸せになりたくない?お互いがお互いのために日々努力しようよ」
と伝えて、あとは普通の生活を楽しく過ごせるようにする。
今までのように変わらず過ごしていくなかで、また元の生活に戻ることができました。
旦那の浮気をキッカケに、
きちんとお互いと向き合える家族になりました
浮気事件があったから絆が深まった気がします。
なんでも話すようになりましたし、子供達もそんな私たちを見て、反抗期もすぐになくなって、なんでも話してくるようになりました。
キッチンやリビングでよくみんなで話してます。
喧嘩しても、誰かしら間に入ったり、家族間でお互いが向き合う努力をするようになりました。
旦那の事でよく理解できないことでも、同性の息子たちに相談に乗ってもらうこともあって、頼りにされた息子たちもそれなりに男性として成長しつつあります。