軽い気持ちで不倫していた夫と不倫相手。しっかりお灸をすえて復縁しました。
2016/11/05
埼玉県川口市の早苗さん(30歳パート勤務)の夫婦関係修復の投稿です。
時間のサイクルが少しずつ
ズレていった私たち夫婦
商社マンの夫(30歳)と私(当時29歳)で暮らしていました。
平素変わりなく過ごしていましたが、会話が減っていたと思います。
お互いにその当時は忙しく、私と夫の時間のサイクルが違いました。
互いに忙しいというのは分かっていましたが、
「どう忙しいのか」
「何をしているのか」
といった事に関心が持てていなかったと思います。
残業で遅くまで仕事のはずが…
定時退社??
夫の帰りが真夜中になることが頻発した頃、私は仕事なのだろうと思っていましたが夫の先輩の奥さんに買い物の時にお会いした際に
「夫さん偉いわね。
毎日一生懸命頑張って
定時くらいに上がれるように
してるみたいよ」
と言われました。
夫になんで夜遅いのか聞いてみると「残業してた」と答えましたので、もしかしたらと思いました。
よくよく観察すると
怪しいところだらけの夫の行動
先輩の奥様から偶然お話を聞いて以来、私は夫の行動のすべてが怪しく見えてしまいました。
今まで気にも留めなかったこと、携帯電話を食事中もいじっていたり、電話が来ると必ず家の外に行ったり、仕事の話を突っ込んで聞くと不機嫌になったり…。
この時の私は、怒りよりも残念に思う気持ちの方が強かったです。
浮気というものに無縁のように思えた夫がこうも簡単によそに目移りしてしまうものなのかと、サーッと何かが冷めて行くような感覚を覚えました。
それと同時に、彼自身にもっと私が関心を寄せていればこうならなかったのではないかという、後悔にも似た気持ちがどっと押し寄せてきました。
証拠を徹底的に集めました!
私にも非があるかもしれませんが、
「浮気は正当化されるべきものではない」
というのが私の持論ですので、
まずは証拠を集めて話し合いをしようと思いました。
そのために、
以上のことを可能な範囲で行いました。
証拠写真は夫の先輩に協力して頂きました。
結果は黒で、同じ会社の新入社員が浮気相手でした。
私は夫に証拠の品を小出しにしながら問い詰めました。
最初は否認していた夫も最終的には認め謝罪をしてくれました。
反省の色がない夫を追い込む!
最も苦労したのは
「今後どうして行きたいか」
ということを夫自身が漠然としか考えられなかったところです。
ここを話し合いたくても、何をどうしたいのかという意思が希薄なので私一人の押し相撲になってしまいました。
私の主張は、
『夫婦関係を継続し、
再度夫が浮気をするようなら
弁護士を挟んで離婚』
というものでした。
対して夫は
「謝罪すれば良い」
とだけ思っていたらしく、
そこまでは考えていませんでした。
事の重大さを理解していないようだったので、結局浮気相手と浮気相手のご両親も話し合いの席に同席させて話し合いを改めました。
当の浮気相手もまだ若い娘さんだからか
「ただの軽いお付き合い」程度のノリだったらしく、
両親も交えての話し合いで初めて不味い事をしたと自覚していました。
夫も彼女のご両親が土下座する姿を見てやっと理解したようでした。
何をどうしたいが漠然すぎて、事の重大さを理解していない夫のために、人様のご両親まで巻き込んだのは良くなかったかもしれませんが、こうするしかなかったと今でも思います。
普通に接することが
できるようになってきました
あれ以来、ぎこちないながらも私たちは夫婦として関係を継続させています。
私も夫に関心を持ち行動や様子に気を遣うようになりました。
夫も最初は私を恐れ腫物のように扱いましたが、今では普通に接しています。
しかし、どうしても時々気まずい雰囲気というのはありますので、こればっかりはずっと味わうことになるのかなぁと感じます。