不倫した夫に相手を連れてこさせたら…「浮気ではなく本気」宣言された!【夫と関係修復するまでの実話】
2016/09/29
東京都調布市の緑のゾウさん(30歳・専業主婦)の夫婦関係修復の投稿です。
子煩悩な夫との幸せな家庭
5歳・3歳の子供に恵まれて、不動産関係の自営業の夫と私はとてもうまくいっていました。
少なくとも私はそう思っていました。
夫は無口な人ですが子煩悩で、仕事が終わるとすぐに子供をお風呂に入れてくれたり、休みの日(仕事柄平日です)には幼稚園の送り迎えをしてくれたりしていました。
日中手のかかる年齢の子供2人に振り回され、くたびれ果てた私に代わって家事もそれなりに手伝ってくれていましたし、細かい不満はお互いあったと思いますがケンカもあまりしていません。
不倫を疑う兆候が山盛り!
隠すつもりがないんじゃないか?というくらい露骨に浮気の証拠が揃ってました。
帰りが遅くなる、携帯を不自然に隠そうとする、そしてその携帯が妙な時間(夜中とか)に鳴るなど「おや?」と思うことは山ほどありましたから。
決定的になったのは、彼が泊りがけで旅行にでかけたこと。
研修会だなんて嘘をついていましたがそれまでそんなことは一度もなかったですし、出かける前は嬉しさを隠しきれていませんでした。
帰ってきた夫を問い詰めたらすぐに白状しました。
悲しみから怒りへ!
離婚する・やり直すを
行ったり来たりする日々
旦那の不倫に気付いて、まず悲しみがきたのを覚えています。
怪しいと思いつつ心の底では信じていましたから。
でもその悲しみはすぐに怒りに変わりました。
私は2人の子供に振り回されてこんなに大変な思いをしているのに、あんたは楽しく浮気かいっ!と腹が立って腹が立って仕方がありませんでした。
そしてうまく隠しきってくれない夫が不甲斐なくて情けなくなりました。
どうせやるなら一生隠しきって欲しかった。
離婚の二文字が浮かびました。
子供二人を抱えて生きていけるか不安でしたが、夫のことをこれからも信じていける自信がありませんでした。
夫は平謝りで、別れたくないと言い張っていましたが、そんなところも余計に私をイラつかせました。
だったらなんで浮気なんかしたんだ、と。
連日の話し合いの中「もう別れるしかない」と「もう一度頑張れるかな」がいったりきたりでした。
浮気じゃなくて本気!?
相手の女に会いました。
旦那に言って、家に連れてこさせました。
相手は、よりによってお客(不動産屋の)でした。
派遣で働いている若い女で、マンションを借りる際に夫が色々便宜を図ったことがきっかけだったと言います。
この女がたとえば遊んでいそうな、ちゃらちゃらした女だったら、どんなにか心が軽くなったかと思います。中年親父が遊ばれただけだと思えたでしょうから。
でも女は、真面目そうで擦れてなさそうで大人しいどこにでもいそうな子でした。
この女、私の目をみて
「○○さん(夫です)のこと
本気で愛しています」
なんて言い出したのです。
ひっぱたいてやりました。
もちろん夫のこともひっぱたきましたが。
そして
「今のでスッキリしたので
この人あげます。
どうぞお好きにしてください」
と宣言しました。
そして子供を連れて家を出ました。
泣き暮らす毎日が続く
地獄のような日々
浮気をしたということは、私への愛情がどうしたって減っていたという事だと思うんです。
浮気は風俗に行ったとかと話が違う。
ですから私が夫をもう一度信じられるだろうかという不安よりも、夫がもう一度ちゃんと私を愛してくれるのかという不安が大きかった気がします。
夫のやる事言う事全てに神経がぴりぴり反応して、今少し嫌な顔したけどやっぱり私のこと嫌いなんだわとか、ぼんやりしているけど彼女のこと考えてるんじゃないかしら、とか、私とやり直そうとしたことを後悔してるんじゃないかしらとか、随分長いこと疑心暗鬼の状態が続きました。
愛されてないと疑っているということは「信じていない」につながっているんですよね。
この時期が一番辛かったです。
毎日泣いていました。
そんな私に夫は、ずっと付き合ってくれました。
泣いてヒステリーを起こしてもけして苛々せず謝り続け、毎日、一時間ごとに電話かメールをくれ、ヘンな話ですが寝る時には毎晩ずっと手をつないでいてくれました。
そしてその頃よく言ってくれてたのは
「○○(私です)は何も悪くない」
でした。
そういう夫の言動が、徐々に私の不安を和らげていったのです。
思いやりが芽生えた夫婦に
夫の浮気から6年ほど経ちますが、浮気以前より仲が良くなった気がします。
お互いを思いやる気持ちがうまれました。もちろん子供にかかる手がだいぶ離れてきたというのもあるでしょう。
夫が休みの日は、二人でデートにでかけたりもしています。
時々ギャグで「浮気したくせに」と言ってみたりもできるくらいまでになりました。
そう言うと夫は少ししゅんとして「本当にごめんね」と今でもちゃんと謝ってくれています。