地方に暮らす人、都心部でも堅い職場に勤める男性の中には「本当は離婚したいけど、世間体が悪いので離婚したくない」という人が少なからずいます。
昭和の時代であれば仰るとおりの構造でした。
離婚したことで社内出世が難しくなったり、女性が離婚して実家に戻ってくると「出戻り」として噂のネタにされることが多くあったと聞きます。
世間体とあなたの幸せ。どちらが大事ですか?
両方手に入るならそもそも悩んでいないはずです。
どちらかしか手に入らないからこそ、悩んだ末に、この記事をたどり着かれた人が大半なのではないでしょうか。
そこで今回は私の本音を書いてみることにしました。あなたにとって何らかのヒントになれば嬉しいです!
あくまでも個人的な考えですが、私は
「世間体なんてバカらしい。それぞれの人生の方が遥かに大事に決まってる」
と考えるタイプの女です。
空気を読んで周りに合わせることももちろん大事だと思います。みんなが自分の好きなことを主張していたら世の中うまく回るはずがないですもんね。
それでも人生には自分の信念を貫かなければいけないときもあるはずです。重要な決断であればなおさらです。
いまの世の中で
「親が一方的に決めた会社に就職する人なんていますか?」
「親が決めた相手とお見合いして結婚する人がどのくらいいますか?」
「親や親戚がここに行けと決めた大学に進学する人がどのくらいいるのでしょう?」
これらは全て昭和初期には黙って従うのが当たり前だと言われていたことです。
そんな昔の常識は現代には当てはまりません。
現代は、
「自分の人生は自分で選んで決める」
「その結果は自分で責任を取る」という時代です。
そんな時代になっているのに、
「世間様がなんというか分からないから、離婚せず我慢を続けて結婚生活を続けることが正解」だなんてバカらしいと思いませんか?
誤解があるといけないのできちんとお伝えすると
「我慢をするな!離婚しろ!」と言いたいわけではありません。
あなたが自分の意思で「我慢してでも結婚生活を続けたい」と考えるのであれば、もちろん離婚すべきではありません。(相手がある話なので、相手との話し合いにはなりますが)
そうではなく「本当は離婚したいけど、世間の目が気になるから離婚できない」というのは、「それは言い訳なんじゃないですか?」ということをお伝えしたいのです。
いざ離婚の話が出ると、実家でも、親戚でも、職場でも、友人からも、「あーだこーだ」と言われます。(私も散々言われました)
その多くは、あなたのことを考えて善意で言ってくれていることのはずです。
それであってもあなたの人生はあなただけのものなのです。
我慢し続けて報われない結婚生活を送ったとしても、誰も責任をとってくれたりしませんし、逆に、離婚して物凄い苦労を味わったとしても誰も助けてくれません。
それが自分の人生は自分で決めるということのはずです。
離婚というのは、結婚以上に悩みが多く、正解がない世界です。
それでも「自分で決断するしかない」のです。
とってもツラいと思いますが、やり直すか、別れるか…いっぱい悩んでそして決断して下さいね。
意外なほど周りは理解してくれます
あなたが本気で悩んで出した結論であれば、どんな結論であっても最後の最後には周りは必ず理解してくれます。
逆に考えが浅いと見破られた場合には(特に両親から)「もっとちゃんと考えろ!」と叱られますが(私も離婚の話を最初に切り出した時は深く考えてなかったので父親に怒鳴られながら大反対されました 笑)、「こいつは本気で考えたんだな」ということが伝われば、ちゃんと味方になってくれるものです。
(会社名は伏せますが)とーっても硬い会社で有名な職場で働いている、幼なじみの男性(彼も2年前に元奥さんと離婚しました)も、「職場で俺なんて言えばいいんだろう?かなりカッコ悪いよな…」なんて気にしていましたが、いざ会社に離婚を伝えた時にはむしろ励まされたと言ってました。
(元々仕事をバリバリやるタイプの男性だったこともあり)離婚したからといって出世競争で不利になったりといったことも全くなかったようです。
個人的には、女よりも男性の方が世間の目は厳しいのかと(特に彼はお硬い会社で働いていたので)思っていたのですが、世の中は私が思うよりもずっと現代化しているみたいです 笑
今はそんな世の中です。
だからこそ、このサイトに来られたみなさまにしっかりとお伝えしたいのです、
「女性であっても男性であっても、世間体なんて気にしないで欲しい」
「あなたが最適だと考えた道をただまっすぐ進めばいい」と。
結婚に1度くらい失敗したって人生は全然なんとかなります。
どうか前を向いて進んでいって下さいね。
申し遅れました。数年前に当時の旦那の浮気を発見、現在は離婚して幸せな日々を送っているRAYです。
「今でも本当に離婚というのは世間体が悪いのでしょうか?」
「世間体に配慮して離婚せずに我慢を続けたほうがいいのでしょうか?」
このポイントについて解説していきますね。