破綻した夫婦関係に苦しんでいるあなたへ贈る言葉

自分だけが頑張っていることに疲れてしまったあなたへ

「浮気したのはパートナーの方なのに、なんで自分がこんなに頑張らなきゃいけないの？」

「損してるのは私のほうじゃん！こんなのズルい！」

そう感じて離婚に舵を切る方、意外に多くないですか？

なんでそんなこと分かるのかというと… 私もその１人だったからです。

申し遅れました、数年前に当時の旦那の浮気を発見、現在は離婚して幸せな日々を送っているRAYです。

私は、許せないという感情が爆発した勢いのまま離婚に向けて突っ走りましたが、正直なところ…

「 あのとき自分が思っていたことをちゃんとパートナーにぶつけておけばよかった」

「あのときパートナーが何を考えているのか、ちゃんと本人から聞いておけばよかった」

という後悔が今でも少なからずあります。

もし（結果的に）同じ離婚という結末を歩むことになったにせよ、

「きっと相手は◯◯◯と考えているに違いない」とか

「私が◯◯◯と相手に伝えても、☓☓☓になるだけだから言っても意味がない」

なんて１人で勝手に考えずにちゃんと相手と向き合っていたなら、少なくとも今の私が感じている後悔はしなくてすんだはずだと思っています。

そんな私が心をワシヅカミされた言葉があります。

「意地で離婚を決断してしまった方が、過去の自分に宛てた手紙」なのですが、この文章を読んで、

当時の私は「ただ相手との関係修復を面倒くさがって逃げた」だけだった

ことに気づきました。そして自分の行動を心から後悔しました。

原文そのままでお伝えしたいので、以下に引用しますね。

今、怒り、悲しさ、寂しさ、無力感、
自己否定、執着、そしてわずかな期待で
いっぱいいっぱいだと思う。
でもね、本当に大切なもの、
失いたくないものは手を放しちゃダメなんだよ。
どんなにカッコ悪くても、
情けなくても、みっともなくても。

駆け引き？
主導権争い？
好きになった方が負け？
想いの大きい方が負け？

手放してからじゃ、失ってからじゃ遅いから。

真実を知ることがすべてじゃないけど、
相手の真意を聴かず、
自分の真意を伝えず苦しさから
逃れたいだけで手を放したら、
その後、また別の苦しみもあるよ。

もちろん、もうギリギリ限界だったことも知ってるし、
もっと頑張れなんて簡単には言えないし、言わない。

だから、ひとつひとつの気持ちを
確認して整理していこうよ。

本当に伝えるべき言葉は？
伝えたい想いは？

そこをやってからでも遅くはないんじゃない？

この先、自分を責めないために。

この文章。私が感じたことそのまんまです 笑

あなたは、どうか私と同じような後悔はしないで下さい。

自分の想いはちゃんと相手に伝えましょう。

相手の想いもちゃんと聞き出しましょう。

決断はその後でも全然間に合います。

自分の言葉が宙に浮いている？ように感じたら…

旦那の浮気が露見し、散々わめき散らした後に

「私はまだあなたのことを愛しているの！」

と心の叫びを伝えたものの、旦那は困った顔をするだけ。

旦那の両親にも、仲の良い友人の前でも

「まだ彼のこと愛してるの！」

と繰り返していく中で、「あれ？これなんだろう？」という違和感を感じ始める…

実はこれ私の友人Nの体験談です。

結論から言うと、Nは旦那と離婚しました。

離婚した後も、見ているこっちが辛くなるくらい、思いっきり元旦那とのことを引きずっていました。

当時は話を聞いてあげるくらいしかできなかった私も、その後に自分自身も離婚を経験することになり 笑、いまだったらNにしてあげられたと思うことがあります。

それは

その違和感を一緒に受け止めてあげたかった

ということです。

元旦那のことをまだ愛している、そこ自体は当時の彼女の本心だったと今でも思います。でも彼女が感じていた違和感の正体は、「そんなこと言ったって何にもならない」ということを頭では分かっていたことだと思うのです。

でも「それを認めたら２人の関係が終わってしまう！」と強く思っていたからこそ、その不安を打ち消すために「まだ愛している」と言い続けざるをえなかったと思うのです。

まるで別の誰かが書いたセリフを読まされているかのように。

もし私がタイムマシンで当時の彼女の元に駆けつけられるとしたら…周りを気にせず泣ける場所を作ってあげたい。

「つらいよね。残酷だよね。分かるよ。」って抱きしめてあげたい。

Nの本当の悩み・苦しさを受け止めてあげたい。

だって、泣き崩れられる場所がなかったから、本当の悩みを聞いてくれる人がいなかったから、Nは「私はまだ彼を愛してるの！」と言い続けるしかなかったと思うんです。

同じような状況にいる方も、逆に「許せない！離婚する！」と言い続けている方も、

「あれ？違和感あるかも？」

と感じた場合には、そのセリフを（自分自身に）言わされている可能性があります。

少しでも早く絶望から抜け出るためにも、夫婦関係の悩み解決のプロフェッショナル「夫婦カウンセラー」に一度相談してみるのがいいと思います。 

離婚した私の一番の後悔とは？

私は自分の「離婚という選択そのもの」は全く後悔していません。

でも１つだけ今でも失敗したなーと感じていることがあります。

その内容をご紹介させて頂きますね。

前旦那と気持ちがすれ違っていったプロセスをシンプルに書いてしまうと

• せっかくのお休みなのに、前旦那は彼の友達との予定を優先して、私と一緒に過ごす時間がほとんどなかった

• 遅く帰宅するときに連絡の１つもなかった

• 私だって毎日大変だったのに気遣いの言葉がなかった

• 喧嘩になるとすぐに黙られた

こうやって前の旦那のことがどんどん分からなくなっていたところで、浮気をされました。

浮気したことは今でも許せません。しかも浮気相手が酷すぎました。（この点については、まだ心の整理がついていないので、気持ちの整理ができたら記事にしますね）

でも、

「お互いの気持ちがすれ違っていったあのプロセスは今なら違う方法で対応出来たのにな」

「対応していたら前旦那も浮気なんてしなかったんだろうな」

という部分については正直なところ今でも後悔しています。

そう思うように（思えるように）なったのは、今の彼と私の関係が真逆だからです。

• せっかくのお休みにどうしても外せない予定が入るのは私

• 帰りが遅くなりそうなときほど、打ち合わせで席を外せないことが多く連絡が遅れるのも私

• 仕事がテンパってるときほど彼の気持ちに気を回せないのも私

• 感情的にやり返したくないと思い、一度相手の言いたいことは受け止めるために黙ってしまうのも私

こんな私の態度に、今彼は（以前私が前旦那に言っていたように）

「なんでオレとの時間を大事にしてくれないの？」

「どんなに忙しくても連絡くらいできるよね？」

「もう少し、こっちの気持ちも考えてくれてもよくない？」

「なんでいっつも黙っちゃうの？思ってることをちゃんと言ってよ！」

と言ってくるのですが…

何でしょう…　このデジャブ感。しかも立場が真逆という 笑

前の結婚でやり残した宿題をやらされているような気持ちです。

でも両側を経験して分かったんです。

当時の私も今の私も（前の旦那も今の彼も）どっちも一生懸命なんだと。

「自分の気持ちをわかってほしい」という想いのぶつかりあい、でもどちら側にいたときも自分の本当の気持ちをちゃんと相手に伝えられていなかったのです。

ちゃんと説明しなくても分かって欲しかった。

でも本当は行動を責める言葉をぶつけるのではなくて「どれだけ悲しい想いをしたのか」をちゃんと相手に伝えなきゃいけなかったんです。

そして、自分の気持ちを相手に伝えようとしたら、相手の気持ちに答えられない申し訳なさを感じるようになりました。

「私はいまこう感じているんだよ」と素直に相手に届けるように、ちゃんと努力ができるようになったら、相手がその時にどんな気持ちでいたのかを知りたくなりました。

相手の気持ちが分かって、自分の配慮が足りてなかったところは素直に相手に申し訳ないと感じて、口にできるようになりました。

責められて表面上謝罪をするのではなくて、自分から申し訳ない気持ちを相手に伝えられるようになりました。

過去に戻ることはできないけれど、もし当時このことが分かっていたならば前旦那も浮気に走ることはなかったのかもしれない。私も前旦那も嫌な思いをしなくてすんだのかもしれないなと。

これが私が離婚した後に一番後悔していることです。

あなたが将来後悔しそうなことはありませんか？

離婚という選択をするにせよ、復縁という選択をとるにせよ、どうか悔いの残らないようにして下さいね。

このサイトを通して繰り返しお伝えしていますが、パートナーの浮気の影が見えたら最初にすべきことは事実をはっきりさせることです。

「そもそも本当に浮気をしているのか？」

「パートナーと浮気相手がどのくらい深い仲なのか？」

「浮気相手はパートナーにどのくらい本気なのか？」

といったことが分からなければ、その後のあなたの人生設計（復縁するのか、離婚するのかという点も含めて）だってできません。

そして次に（復縁の可能性があるのであれば）絶対に夫婦問題の問題解決プロフェッショナルにサポートしてもらうべきです。

理由は、浮気の被害者（当事者）であるあなたが、あなた自身・浮気したパートナーという２人分の気持ち・考え方を整理して、道筋立てて関係修復しているのは並大抵のことではないからです。

大切な問題だからこそプロの力に頼るべき

だと思うのです。

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まずは一度相談をしてみて、相談員の方のアドバイスを聞いてみてから

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