パートナーの浮気に気づいた。でも…
「どうすいればいいのか全くわからない!」
「ぐちゃぐちゃなこの気持ちどうすればいいの?」
同じ経験をしたからこそ、そんなあなたに伝えられること伝えたいことがあります。
本当につらい日々を送っていると思いますが、少しでもあなたのお役に立つことができればとても嬉しいです。
この記事の目次
感情を乗っ取られないで!「事実」のふりをする「思い込み」の罠
ネガティブな考えというのは知らず知らずのうちに増幅されるものです。
そして気付くと、自分の感情を支配してしまうこともあります。
このように思い込みというものはいとも簡単に感情を支配していってしまうものなのですが、
この状況に自分がいることに自分自身で気づくことができれば、悪循環から逃げ出すことができるのです。
このポイントについて具体例でご紹介していきたいと思います。
例えば「旦那さんの帰りがいつも遅い」というような状況を考えてみましょう。
同僚と飲んで帰りが遅い場合もあれば、仕事で遅くなっていることもありえますよね。
どちらの場合であっても不安にかられたあなたは「今日はいつ帰ってくるの?」と旦那さんのスマホにメッセージを送ります。ところがいつまで経っても返事がありません。
「なんで返事がないんだろう? もしかして…悪いことでもしてるんじゃないの!?」
と思ったあなたは更に続けてメッセージを送ります。
でも何度メッセージを送っても旦那さんからの返事はありません。
ここであなたは
「どんなに仕事が忙しかったとしても返事くらいは簡単に出来るはず」
だと考えます。
もしかしたら更にメッセージを送り続けるかもしれません。
家のリビングで、旦那の帰りをいまかいまかと鬼の形相で待っているかもしれません。
どちらの方向であったとしてもあなたはきっと夜遅くに帰宅した旦那さんに、
「なんで何度も連絡したのに返事がないの?30秒くらい電話する時間もないわけ!?」
と責め倒してしまうか、帰ってきた旦那さんに何も言わず無言のプレッシャーを浴びせる可能性が高いはずです。
こうして…本当は早く帰ってきて欲しかっただけなのに、旦那さんと話をして安心したかっただけなのに,
とてもじゃないですが旦那さんに話を聞いてもらえるような 状況ではなくなってしまうのです。
思い当たるフシがある方いませんか? 笑
ここで一度整理してみましょう。
上の流れの中で「事実」の部分はどこだと思いますか?
実は、事実は
・旦那さんの帰りが遅い
・メッセージを入れているのに返事がない
の2つだけなんです。
それ以外の
・悪いことをしている可能性がある
・どんなに忙しくてもメッセージの返信はできるはず
というのは、あなたの「思い込み」なんです。
この2つを明確に区別することがとってもとっても大事です。
その理由をこれからご説明しますね。
帰宅した旦那さんを、
「答えが決まっている質問で攻め倒したり」
「無言のプレッシャーをかけたり」
するほどあなたの感情を追い込んだものは、実は「事実」ではなく「思い込み」なんです。
そして「思い込み」はあたかも「事実」のようにあなたの感情を支配していたのです。
でも、この構造を理解してしまえばもう大丈夫です。
パートナーの言動に不安を感じた時に、
「もしかして…◯◯なんじゃないか?」
⇒「ということは、◯◯◯かもしれない!?」
⇒「きっと、◯◯◯◯◯に違いない!」
とエスカレートしてしまうのが人間ですが、そうやって思い込みに支配されることがないように、「事実」と「思い込み」を必ず分離してとらえる習慣をつけるようにすれば、もう2度と思い込みの罠にハマることはありません。
離婚?復縁?を決める究極の質問
豪勢なタイトルだと思われるかもしれませんね 笑
でも私はこの方法が一番間違いがないと思っていますので、ご紹介させて頂きます。
パートナーとの結婚を決めたときのことを思い出してみてください。
お付き合いの年月は人によりますが過去のお付き合いを通して「きっとこんな素敵な人に違いない」というパートナー像をもっていたからこそ結婚を決めたのだと思います。
そして、現在あなたがパートナーの浮気で悩み苦しんでいる理由はその当時にあなたがイメージしていた理想のパートナー像と浮気をしたパートナーの実体がズレてしまっているからなんです。
浮気なんてしないはずのパートナーが浮気をしたことで、理想と現実のズレに苦しんでいる状況です。
「私にもいたらない部分があったのだから少しはガマンしないと…」
「もう少し頑張らなきゃ」
と自分の心にムチを打って背伸びをしようとしても、多分長くは続ききません。
むしろ苦しみ続けることになります。
逆に、パートナーの言動1つ1つに噛み付いて相手を責めたとしても「そういうことが言いたかった
わけじゃないのに…」と自己嫌悪になるだけだったりもします。
どちらの場合でもなんでこんな状態になってしまうのかというと、自分の中の「本当の気持ち」と「行動」が一致していないからなんです。
そして、こんな状況にいる方にこそお伝えしたことが、「一度、自分の本当の気持ちを再確認しませんか?」というお話です。
具体的には、今のパートナー(現実)を一度冷静に見てみるという作業になります。
「優しい面もあれば、非情な面もある」
「よく気がつくこともあれば、全く無頓着なこともある」
「常識的な部分もあれば、非常識な言動もする」
「浮気なんてしないと思っていたけど、実際には浮気をした。また浮気するかもしれない」
このような、良いところも悪いところもあわせ持った等身大のパートナー像を一度冷静に見つめることがとっても重要です。
そして、改めてパートナーの正確な現実の姿を見て、
やり直していけると思いますか?
それとも、修復は無理なので離婚しかないと思いますか?
このように、リアルなパートナーをしっかりと見つめてから自分の気持ちを冷静に判断することで、本当に後悔しない決断をすることができるようになります。
そして、更に大事なポイントは、現実のパートナーとのつきあい方・距離感がつかめてしまえば、あなたの言動がブレなくなることです。
心にもない言葉を口にすることも、パートナーの一挙手一投足にショックを受けたり悲しくなったりすることも、なくなります。
これが現実のパートナーをありのままに受け入れるという本当の意味です。
1点だけ補足ですが、
ここでお伝えしていることは「感情を取り払う」という意味ではありません。
あなたのパートナーに対するスタンスをしっかりもって、些細なことに振り回されないようにするということです。
パートナーへの愛情は取り払わなくても大丈夫です (*^_^*)
辛かったら我慢しないで泣いていい
パートナーの浮気に気付きショックを受けて、怒りマックスになった後にやってくるのは…人生で最大級の絶望です。
間違いありません。私自身がまさにそうでしたから。
生活の中から色も、音も、感情さえもなくなりモノクロの世界の中にポイッと放り込まれたかと思えば、街中ですれちがった家族や恋人たちをみて今の自分との間にある絶望的な距離に打ちのめされる、という感情のジェットコースターに乗り続けているような状態になっていると思います。
自分の中で解決することができた今になって思えば「本当に辛かったけど、あの時の悩みは自分にとって必要なプロセスだったんだ」と感じることができますが、当時の私がその言葉を聞いても
「キレイゴト言ってんじゃねーよ!」
と耳を貸そうとはしなかったと思います。
そんなゆとりはどこにもありませんでしたから。
なんで、こんなことを書いているかといいますと…
もしかすると
「このサイトを見て下さっているあなたも当時の私と同じ状況に(今まさに)いるのではないか?」
と思ったからです。
そして私はそんな人生最大級の絶望の中にいながらも、
「絶対に泣いてなんてやらない!泣いたら負ける気がする!」
と本気で思っていました 笑
だから、あなたにお伝えしたいのです。
辛かったら泣いてもいいんだよ
って。
絶望の中にいるときに絶対にやってはいけないこと
が2つあります。
1つは、結論を急ぐこと
もう1つは、自暴自棄になって取り返しがつかないことをしてしまうこと
です。
「じゃあ、どうすればいいの!?」というと…
ゆっくり時間をかけて悩むことが遠回りに見えて、一番の近道なのです。
「そんなの無理!絶対に耐えられない!」と思われることと思います。
だからこそ「いっぱい泣いて」頂きたいのです。
映画を観たり、テレビを観たり、音楽を聴いたりして、思いっきり感情を開放すれば「もうちょっとだけ頑張ろうかな」という気分になることができるものなんです。
そんなちょっとした心の休憩時間を大切にして頂きたいと心から思っています。
最近ネガティブな情報ばかり目にしていませんか?
パートナーの浮気に気づいて、
「離婚したほうがいいのかな?」
「復縁できるのかな?」
といった悩みを抱えている方に共通する特徴があります。
それは、自分の不安を解消するためにネガティブな情報ばかりを探すという行動をとってしまい、結果として悪い結果を自ら手繰り寄せてしまうことです。
「そんなこと言われたって、不安なんだから明るい話題なんて読む気にならないよ!」
という方、おっしゃるとおりです。
でもネガティブな情報に触れ続けることで損をしている可能性があるんです。
次はこのポイントについて解説していきます。
確証バイアスという単語を耳にされたことはありますか?
確証バイアスというのは「自分の思い込みに近いものだけを選んで受け取ってしまう」という心の働きです。
一例をあげますと、欲しいと思う商品を見つけたときにネットのレビュー・評価を参考にして商品を買うべきかどうか判断する人が多いと思いますが、
確証バイアスが働くと…
「私が良いと思ったものなんだから、他の人達も良いと思っているはず」
という無意識が働いて、その商品を高く評価するレビュー記事ばかりを読んでしまい(悪く評価するレビュー記事は無視することで)、自分の最初の考え(=この商品は良い商品のはずだ)が正しいと思い込まされることになります。
この確証バイアスのせいで、どれだけ情報収集をしていってもあなたの最初の思い込みが強化される方向にしか知識は蓄積されなくなってしまいます。
つまり、パートナーの浮気に苦しんでいるあなたは、最悪の結末に向かうネガティブな情報ばかりに触れ続けることで、
「パートナーがまた浮気をするかもしれない…」
⇒「パートナーはまた浮気をするに違いない!」
⇒「なんでパートナーは、あのとき私のことを考えてくれなかったんだろう…」
⇒「私のことを軽視したパートナーは今後も繰り返す。もう一緒にいたくない!」
という方向、つまりは不安や不満がどんどん増幅される方向に向かってしまうのです。
心理学的には、「悪いのは全部自分以外の人」と考えることで自分の心を守ろうとするのは自然なことだそうですが、パートナーとの人生まで確証バイアスの影響で簡単に切り捨ててしまうと、
後でとても後悔するような選択をしてしまう
可能性があります。
「じゃあ、いったいどうすればいいって言うの?」
と感じた方にお伝えしたいとっても簡単な方法があります。
それは、ネガティブな情報収集を辞められないのであれば、ネガティブな情報収集と同じだけポジティブな情報に触れるという方法です。
「浮気したパートナーと復縁したらまた浮気された!」
という情報と同じ量だけ、
「浮気したパートナーと復縁したら今まで以上に絆が深まった✨」
という記事に触れることで、確証バイアスによる思い込みの増幅を簡単に防ぐことができるんです。
「そういえば、ネガティブな情報に触れすぎているかも…」
と自分で気付かれた方は、是非確証バイアスを破るために、今までスルーしてきたポジティブ側の情報も積極的に探してみてくださいね。
このちょっとした変化だけで、今まで見逃してしまっていたパートナーのちょっとした改善の兆しや、夫婦関係改善に向けたヒントに、格段に気づきやすくなります。
探せば探すほど、調べれば調べるほど、実は不安が強くなっていませんか?
不安であればあるほど「少しでもヒントになる情報が欲しい…」と、 とにかく情報収集をしたくなることよくありますよね。
特にパートナーの浮気という人生最大級の修羅場であれば、その情報収集量は膨れ上がるものです。(私も当時はネットで経験者の体験談を読みまくりました (^_^;))
でも、私はある時に気づいたんです。
情報収集をすればするほど「あっ、これはこないだのあの話と同じだ」という、
知っていることの確認の量が増える
一方で、
「結局こういう時はどうするのが正解なの?」
という疑問や不安も増えていったのです。
(体験談のケースの数だけ増えました)
不安だから(答が知りたくて)情報収集しているのに、情報収集すればするほど不安が増えていく
というバカらしい構造に気づいた私は、情報収集をするのを止めたのです。
(正確にはゼロには出来なかったのですが、量は大きく減らしました)
その代わりに何をしたのかというと、
「あれも嘘かもしれない、これも嘘かもしれない、私は騙されているに違いない!」
という不安を取り除くために(白黒はっきりさせるために)、探偵事務所に全て任せてしまうことで不安を増幅する日々から卒業しました。
探偵事務所を探すときにもネットの体験談をある程度読んだ後は、
目をつけた探偵事務所を直接訪問して分からないことは全て探偵事務所の人に直接聞いて不安を解消しつつ、自分にぴったりなのはどの探偵事務所なのかを確認することをしました。
(実際に訪問して話をすると、自分に合うか合わないかが一発で分かりますよ!)
情報収集をすることが悪いとは思いません。
でも、ある段階を超えたら、「知っている情報」の方が「知らない情報」よりも多くなってきます。
これが、
これ以上情報収集しても不安が大きくなっていくだけ
な状態です。
この状態になったら情報収集は止めたほうがいいのです。
つまり「いま持っている情報だけで目の前の問題を判断する」と一度決めてしまった上で、「それでも足りない情報はなんだろう?」と考えるということです。
そして、足りない情報は行動しながら答を見つけるべきなんです。
知っている情報の方が多くなってきたな…と感じたら、体験談なんていくら読み漁っても
あなたはそれ以上前に進めません。
例えば、弁護士に相談する、探偵事務所に相談する、というのも行動の1つです。
とにかく行動しながら答を見つけるようにして下さいね。
そして、このように「情報収集をし続ける癖」をやめられると、自分の中の感覚に気付けるように
なってきました。
「あっ、これいいな」とか「これはちょっと嫌だな」という感覚が鋭くなってきました
(パートナーの浮気に振り回される前の状態に戻りました)。
いいなと思えたことを続けてみたり、嫌だなと思ったことは止めるようにすることで、自分の心が少しずつ楽になっていくことに気づきました。
どうか「ぐるんぐるんのマイナスループ」にはまらないように気をつけて下さいね。
それでもマイナスループを抜けられない!という方へ
情報収集をやめることができても、考えること自体はやめられない!
という方もいると思います。
そんな方にオススメしたいのが、考えだしてしまったらやるべきことリストを先に作っておくという方法です。
こちらについても詳しくご紹介しますね。
パートナーの浮気に打ちのめされている状態にいると、ほっといてもネガティブな記憶や思考が促進されてしまいます。
これは「気分一致効果」と呼ばれる心理現象なんだそうです。
気分一致効果とは、良い気分のときには良い情報が、悪い気分のときには悪い情報が、その人の経験記憶や判断に沿って選択され、結果として物事の捉え方が気分に影響されて変化しているという心理現象のこと。
〜マーケティングWikiより〜
この「気分一致効果」のせいで、パートナーの浮気に気付いたときのような最悪な気分の時にはネガティブなことばかり考えるようになってしまうのです。
もしこの状態にいると思ったら…抜けだすために次の2つのステップを試してみてください!
STEP1)自分自身が「気分一致効果」にハマっていることに気づく
「離婚する?」
「でも生活はどうするの?」
「じゃあ復縁する?」
「そんなの無理じゃない?」
…と、
ずーっと同じ答がないことを考え続けてしまう。
パートナーの浮気でショックを受けている人なら、必ず通る道ですよね。
これは「気分一致効果」が働いていて、悪い方悪い方へと思考が引っ張られて解決の糸口がどこにも見当たらなくなっている状況です。
ここを抜けだすための最初のステップは、
自分が気分一致効果にハマっていることに気づく
ことです。
前向きなアクションを取りたいと思っても、気分を変えたいと思っても、奈落の底に引っ張らているかのように落ちていく状況は、「気分一致効果」によって生み出されていることに早く気づくことが大事なんです。
STEP2)予め用意していた行動をとる
「私は気分一致効果にハマっているかも!?」と気づいたときのために、事前にやるべきことをリストアップしておくことが、2つ目のポイントです。
「掃除をする」「運動をする」といった体を動かすようなことでも効果がありますし、悩みを解決する方向のアクション(「弁護士に相談する」「探偵事務所に相談する」「離婚した場合の生活費を試算してみる」等)であれば更に効果的です。
気分一致効果がかかっている状況だと、いくら考えても(思考がネガティブな方向に引っ張られてしまっているために)、本当に自分のためになる答え(=自分にとっての正解)ではなく、とにかく今の状況から逃げ出せる選択をしてしまうことが多くなります。
そして、後になって自分の選択に後悔するのですが、こんなのもったいないですよね!
だからこそ、「あっ、私いまあの状態だ!」と気づいたらすぐに「先に決めておいた行動を開始する」ようにして下さいね。
その場で考えるのではなく先に考えておくべき理由は…気分一致効果にハマっているときに出てくる考え・アイデアは、悲観的な設定になってしまっているから役に立たないんです。
必ず、気持ちにゆとりがあるときに先回りしてリストを作っておくようにしましょう。
どこかのタイミングで必ず向き合わなければいけないパートナーの浮気調査についても、リストのなかに入れておいて下さいね。
数年前に当時の旦那の浮気を発見、現在は離婚して幸せな日々を送っているRAYです。